222014 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

オシャベリみゆの独り言

オシャベリみゆの独り言

10年の付き合い

20歳から旦那Kと付き合い始めた。
お互いの友達主催のバーベキューで知り合った。

8月1日
初めてのデート
それはPLの花火大会
それから10年
毎年これだけは欠かさず二人で見に行ってた。


Kは決して男前じゃないけど、すごく思いやりのある男だった。
妹と付き合いだして初めて迎えるお正月…
妹は仕事だったにも関わらず、ウチの父親の大好きな日本酒一升瓶を片手にウチに来た。
ウチの家はみんな出掛けてて留守だった。
そこでKが取った行動は、隣の市にあるウチの母方の祖父母の家まで自転車を走らせた。
『新年のご挨拶に』と。
何回か行った事あるとは言え、普通はここまで出来ない。
そのまま引っ張り込まれて、飲み始めた。
偶然、私がそこに顔を出し発見し、慌てて両親を呼び出す始末(^^;
妹は、自分の知らない所でこのような事があった事に激怒。
でも、若いのにここまで出来る彼氏は、早々いてないよってみんなで宥めた。


数年後、祖母が心臓病で入院・手術を行う事になり、近大付属病院に入院。
ウチの実家からは車で軽く1時間はかかる。
なかなか休みが合わないからデートの時間も貴重。
なのにKは、
「取りあえず、おばあちゃんの顔見に行こう」
とデートの度に病院まで行ってくれた。


私も妹もシフト制の仕事に就いていたので、家族の休みはバラバラ。
たまにみんなが揃うと、Kも交えて晩酌が始まる。
娘しかいない父親は、一緒に飲めるのが楽しくて仕方がなかった。
Kか帰ると、コテッと寝てしまうくらい飲んでしまう。
私たちもお酒は飲めるけど、やっぱり男の子と飲むお酒は違うみたい。


ウチの家族は、記念日は必ず外食してる。
働きだしてからは、休みを合わせるのが大変なんで、その近辺の日で。
この10年は、Kも一緒だった…普通に‥家族として。

Kは一人っ子で、ご両親はあまり仲良くないようで、家に笑いや会話がなかったらしい。
“家族はこんなもんや”と思ってたんやって。
でも、ウチの家族をしって、カルチャーショックを受けた。
常に誰かがしゃべってて、笑かしあって、みんなで出掛けて、ワイワイしてる家族だから。
最初は戸惑いながらも、自分の家より居着いてた。
ウチは父・母・私・妹の4人家族。
そこに10年前からKが加わり、極々当たり前に何をするにも頭数は【5人】になった。


それが普通だった・・・

本当の家族のようだった・・・


1999年
結婚を決め、着々と準備を進める。

12月に結婚式を挙げた。


妹は冷めてるようで、旦那一筋だった。
旦那のすきな料理を覚えるのに必死だった。
出張中に練習し、上手くできたらお披露目する。

旦那の好きな車を買い、
旦那の趣味のために、船舶免許まで取った。


この約10年間‥約4000日‥約96000時間、全てがKに繋がってた。



© Rakuten Group, Inc.
X